福井県の空き家率は、16.1%。
全国平均の13.8%を上回り、県内には約5万3,100戸もの空き家があります。
しかも、その数は過去最多。人口が減り、住む人がいなくなり、地域の中に使われない建物が増えていく。管理されなくなった空き家は、老朽化し、景観や防災、防犯など、さまざまな地域課題につながります。
空き家は「使われなくなった場所」ではなく、まだ、次の役割が決まっていない場所。
誰かの新しい住まいになるかもしれない。
子どもたちの居場所になるかもしれない。
地域に必要な福祉や教育の拠点になるかもしれない。
新しい商いや仕事が始まる場所になるかもしれない。
企業や起業家が、地域で新しい挑戦を始める場所になるかもしれない。
あるいは、建物としての役割を終え、素材として次の場所へ受け継がれていくかもしれない。
使い方が決まっていないからこそ、新しい人やアイデアが入り込める余白があります。
このフィールドでは、福井駅周辺の空き家・空き店舗の活用事例を巡りながら、新栄商店街を歩きます。
地域の歴史に詳しい方から、新栄商店街が歩んできた時間や、福井駅周辺のまちがどのように変化してきたのかを聞き、実際に活用を検討している空き店舗を見学します。
そのうえで、
「この場所には、次にどんな役割があったらいいだろう?」
を参加者みんなで考えます。
建物だけを見るのではなく、まちを歩き、歴史を聞き、周辺の風景や人の営みに触れる。そこから、この場所だからこそ生まれ得る次の使い方を探る、実践型のフィールドワークです。
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OOKABE GLASS株式会社 代表取締役 一般社団法人全国空き家アドバイザー協議会 福井県福井支部 支部長
1967年、福井市出身。2003年に大壁商事(現OOKABE GLASS)を設立し、代表取締役最高経営責任者(CEO)を務める。06年からネット通販事業に着手し、個人向けのガラス・鏡を中心に扱う。22年8月に日本マーケティングリサーチ機構が行った調査で、同社はガラス・鏡のネット販売による売り上げの業界1位を獲得した。
OOKABE GLASS株式会社;https://ookabe-glass.co.jp/ 一般社団法人全国空き家アドバイザー協議会 福井県福井支部:https://akiya-fukui.org/
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ガラス・鏡のネットオーダー事業を展開するOOKABE GLASSを経営する一方、地域が抱える課題を新しい挑戦へと変えるまちづくりにも取り組む大壁さん。
2026年には、大壁さんが支部長を務める全国空き家アドバイザー協議会 福井県福井支部が、福井市初となる「空家等管理活用支援法人」に指定されました。
建築、不動産、司法書士などの専門家と連携し、相続、管理、売却、リノベーションなど、複雑に絡み合う空き家問題をワンストップで支援しています。
今回は大壁さんとともに、福井駅周辺の空き家・空き店舗活用の現場を巡り、その場所が持つ背景を受け継ぎながら、どうすれば地域に必要な「次の役割」をつくれるのかを考えます。
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